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ミオ
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40
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男性
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1984/09/28
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★2007/07/25 (Wed)
今日は空がめちゃ真っ青でね、本気で空飛びたくなったよ。
気持ちいいやろね~。
空飛べる生き物になりたいな。
僕は普段の行いが悪いできっとなれても虫やろうな。
生まれ変わったりできたら虫かな?
『空飛びたい』
て願いだけ叶えてもらう。
それで虫になった僕は、何も考えずに空をいっぱい飛ぶのね。
それでなんとなくガラスに写った自分をみてへこむ。
『僕こんな姿で飛んどったんや。
恥ずかしい。
隠れたい』
急に今まではしゃぎすぎた自分が恥ずかしくなってきた。
どこか姿が見えん暗いとこに行かんと。
そしたら日が落ちてきて周りは暗くなった。
『よかった』
安心して羽根を休めとった。
でも意味も分からず明るいとこへ行きたくなる。
気がつくと街灯に向かって飛んどった。
仲間がいっぱいおって、みんな光に群がっとる。
でもその街灯に近づいた仲間は、羽根がボロボロになって他のとこに行っちゃったり、そのまま落ちて動かないのもいた。
僕は怖くなって逃げた。
『暗いとこ、暗いとこ』
必死になって飛んどると、年とった虫に出会った。
『光の方へ行かんの?』
て聞いてきたで、
『あれに近づくと死んじゃうよ』
て言ったら、
『仕方ないよ。
ガマンできんとああなる。
光は恋しいもんやからね』
て言った。
『行かんや?』
て聞いたら、
『死にたくないから行かないよ。』
やと。
僕も死にたくない。
その虫と別れてからは、とにかくガマンした。
恋しいものをガマンして暗いとこで怯え続けた。
寝ることもできん。
朝日が上ってきた。
街灯が消えて周りが明るくなりだす。
僕は助かった。
けど、周りが見えだしたらゾッとした。
仲間がいっぱい下に落ちとる。
羽根はボロボロで全く動かん。
恋しいもののためにみんな動かんくなっちゃった。
僕は光の方に行かんくてよかったと思った。
けどまた夜は来ると思うと気が狂いそうになった。
こんな姿で、欲しいものを我慢するくらいなら消えたい。
これから毎日こんなんなら、光のとこ行きたい。
その日の夜、僕は光の方に飛んでった。
羽根はすぐボロボロになった。
けどもうガマンできんよ。
そのまま色んな光のとこへ行った。
その内一番明るい光を見つけた。
もう何も考えれんくてそこへ飛んだ。
とにかくその光に向かっていった。
光に飛び込んだ瞬間、僕の体は一瞬で燃え上がった。
僕は、火の中に入っちゃったみたいで…
燃えちゃった。
虫の僕は一瞬で肺になった。
でももうこんな姿誰にも見られんくてすむ。
もう我慢しんくていい、怖がらんでもすむ。
よかった。
気が付いたら真っ暗の中におった。
これでやっと寝られる。
おやすみ☆
BGM:REDRUM『サイレント』

気持ちいいやろね~。
空飛べる生き物になりたいな。
僕は普段の行いが悪いできっとなれても虫やろうな。
生まれ変わったりできたら虫かな?
『空飛びたい』
て願いだけ叶えてもらう。
それで虫になった僕は、何も考えずに空をいっぱい飛ぶのね。
それでなんとなくガラスに写った自分をみてへこむ。
『僕こんな姿で飛んどったんや。
恥ずかしい。
隠れたい』
急に今まではしゃぎすぎた自分が恥ずかしくなってきた。
どこか姿が見えん暗いとこに行かんと。
そしたら日が落ちてきて周りは暗くなった。
『よかった』
安心して羽根を休めとった。
でも意味も分からず明るいとこへ行きたくなる。
気がつくと街灯に向かって飛んどった。
仲間がいっぱいおって、みんな光に群がっとる。
でもその街灯に近づいた仲間は、羽根がボロボロになって他のとこに行っちゃったり、そのまま落ちて動かないのもいた。
僕は怖くなって逃げた。
『暗いとこ、暗いとこ』
必死になって飛んどると、年とった虫に出会った。
『光の方へ行かんの?』
て聞いてきたで、
『あれに近づくと死んじゃうよ』
て言ったら、
『仕方ないよ。
ガマンできんとああなる。
光は恋しいもんやからね』
て言った。
『行かんや?』
て聞いたら、
『死にたくないから行かないよ。』
やと。
僕も死にたくない。
その虫と別れてからは、とにかくガマンした。
恋しいものをガマンして暗いとこで怯え続けた。
寝ることもできん。
朝日が上ってきた。
街灯が消えて周りが明るくなりだす。
僕は助かった。
けど、周りが見えだしたらゾッとした。
仲間がいっぱい下に落ちとる。
羽根はボロボロで全く動かん。
恋しいもののためにみんな動かんくなっちゃった。
僕は光の方に行かんくてよかったと思った。
けどまた夜は来ると思うと気が狂いそうになった。
こんな姿で、欲しいものを我慢するくらいなら消えたい。
これから毎日こんなんなら、光のとこ行きたい。
その日の夜、僕は光の方に飛んでった。
羽根はすぐボロボロになった。
けどもうガマンできんよ。
そのまま色んな光のとこへ行った。
その内一番明るい光を見つけた。
もう何も考えれんくてそこへ飛んだ。
とにかくその光に向かっていった。
光に飛び込んだ瞬間、僕の体は一瞬で燃え上がった。
僕は、火の中に入っちゃったみたいで…
燃えちゃった。
虫の僕は一瞬で肺になった。
でももうこんな姿誰にも見られんくてすむ。
もう我慢しんくていい、怖がらんでもすむ。
よかった。
気が付いたら真っ暗の中におった。
これでやっと寝られる。
おやすみ☆
BGM:REDRUM『サイレント』
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