『おかげでした』めちゃおもしろい

今日は僕の尊敬する先輩、梶山さんと同じ講義の日や。
梶山さんは１コ上なのに３年という偉大な人。
あの人を見とると自分がほんとにちっぽけに見えてくる。
追い込まれとるはずなのに、講義休みまくります。
最高にアナーキーなお人です。
かっこいい。
かっこいい。
かっこいい。
かっこいい。
かっこいい。
…憧れだしてます。
『ダメダメ、あなたも今ぎりぎりなんですよ』
誰かが頭の中で呼びかけます。
こんな声が聞こえてきたのは今日の昼休み。
構造力学というクソみたいな講義を終え、喫煙所で梶山さんと僕と、留年の決定した１コ下の片岡君の３人で話しとるときやった。
『あ～小さいＭな女の子抱きしめてあったかいベッドで寝て～！』
梶山さんが急に言い出した。
『僕は背の高い女の人に騎乗位で罵られたいっす』
と僕は返した。
片岡君は
『スパンキングスパンキング！
スパンキングスパンキング！』
発狂している。
『スパンキングとは』
性的趣向により、平手などでお尻を叩くこと。
欧米で盛ん。
ちなみに僕は佐々木に教えてもらいました。
留年生が喫煙所で寄ってたかってこんな話をしとったら、さっきの声が聞こえてきた。
『あなた落ちるわよ～こっから先落ちるわよ～』
なんや？
どうやら僕にしか聞こえてないみたいや。
周りをキョロキョロしてみた。
…足元になんかおる。
ブタや、ブタの妖精がピンクの衣をまとって飛んどる。
もしや、これが噂に聞く中大で留年すると見えるというブタの妖精？？
梶山さんは三回ほど見たらしい。
ついに僕も見てしまった。
ウザかったので振り払っといた。
そんなことしとったら梶山さんが、
『三尾君コンパしたい？』
て言ってきた。
『え？』
僕の中で一気に今年の夏の記憶が蘇った。
忘れもしない７月６日。
あの大失態のキモ男の称号を得てしまった涙のコンパ。
『どうした？三尾君？』
『いや～合コンていい思い出がないんですよ～。
実は…』
前の話を一通り梶山さんに聞かせた。
その間も片岡君は、
『スパンキングスパンキング！
スパンキングスパンキング！』
話を聞いた梶山さんは、
『そんなんリベンジするしかないじゃん！やろうぜ～！』
と言ってきた。
リベンジ…
ちくしょー！リベンジだ！やってやる！
ということでまだ日にちは決まってないけど梶山さん企画のコンパで僕はリベンジかましてきます。
やっぱり梶山さんはかっこいい。
帰ってきてからはアンビリバボー久々に観た。
この番組好きや。
死ぬほど泣きたいな。
ギター壊れた。
おやすみ☆














BGM:寺尾聰『ルビーの指環』

よろしく哀愁

今日は水曜日。
ゼミがある日。
二人一組で班を組んどるんやけど、まあまわりはやっぱり２コ下ですよ。
でも出席しんことにはどうにもならんから出た。
相方がおらん…
まずい。
孤独が僕を喰い始めた。
あ～黒くなってく。
寂しいので意味もなく鞄の中を整理してみる。
哀れ極まりない。
きっとまわりの涙を誘ったことやろう。
ほんとどうしよう！？て半泣きになりかけたとき、相方の山口君が来てくれた。
愛しとるよ、山口君。
人は失ってみて大切さに気付くもんなんやね。
今日は僕ががんばるよ。
がんばってコンクリートの設計図を書いてみた。
そしたら次の課題が出た。
山口君はそっちをやることに。
どうみても僕が今やっとるのよりめんどくさそう。
組み立てたりしとった。
僕、いつもやること空回り。
そんなとき僕の頭の中では、中島みゆきの『時代』が流れとった。
『山口君、こっち終わったで手伝うよ』
て言ってみたら、
『あっ一人で出来るんで、三尾さん針金のばしてて下さい』
て言われたので、ずっと針金を真っ直ぐにする作業をしてました。
いつの間にか講義終わってました。
針金のばしでフィニッシュしちゃったよ。
来週がんばろ。
夜はバイト行ってきた。
冬物が増えたせいか、ホコリがなかなかひどい。
くしゃみしながらレジ打ったら、お客さんすごい心配してくれた。
ありがとう、ちょっとB系のお兄さん。
すぐに治してまたあなたのレジ打ちします。
佐々木が靴を売りに来た。
んでそのあとちょっと喋った。
佐々木は不思議な男です。
帰って来てからは、パソコンで桑田佳祐とサザンの動画観た。
何回観てもやっぱり飽きん。
『旅姿六人衆』はやばすぎる。
大森さんのギターがほんとにかっこいい。
『大森隆志』
『三尾隆介』
一文字一緒なだけで光栄です。
ドライブしたいな。
いってきます。
そのままどっかで寝ます。
おやすみ☆
















BGM:HIROMI GO『あなたがいたから僕がいた』

今日あったかい

今日は親戚のおじさんのとこ行ってきた。
おじさんちは車屋で、僕の車直してくれたんでそれを取りに。
行く途中、台車はラジオしか聴けんもんでラジオを聴いとった。
70～80年代の歌謡曲特集やっとった。
トークが終わり、歌謡曲が流れた。
そしたら、いやはやそれがめちゃくちゃいい。
もう一発で虜になりました。
郷ひろみの『よろしく哀愁』はイントロからノックアウト。
もうメロメロです。
なんかみんなほんと歌も歌い方もめちゃセクシーなんやてね。
マッチこと近藤雅彦の『ギンギラギンにさりげなく』もこんなかっこいい曲やとは思いませんでした。
サビあとのメロがリズミカルでたまりません。
しかしこの哀愁感はなんなんやろう。
僕も若かりし頃の郷ひろみのようなセクシーなボーカリストになりたい。
そして、そんな中事件は起こりました。
ワクワクで聴いとると、
『次は1982年、ブロマイド売り上げ一位に輝いたとしちゃんですよ～』
田原俊彦だ。
僕の中では、ただの髪の毛の薄いターンしてキックばっかしとる人でしかなかった。
しかしそんな彼も昭和歌謡に生きた歌手。
どんな歌を聴かせてくれるのだろうとワクワクで待った。
『田原俊彦でNINJIN娘で～す』
タイトルでまずビックリした。
人参娘て…。
陽気なイントロに始まり、としちゃんが歌い出した。
そしたらいやもう、もう電撃が走りましたよ。
『１本でも ニンジンニンジン♪
２本でも ニンジンニンジン♪
僕は大好きニンジン娘♪』
思わず『♪』をつけたくなるようなメロ。
そしてこの歌詞。
僕もこんなストレートな歌詞が書きたい。
なんて思いつきな本能のままな歌詞なんやろう。
身震いがした。
でもここまではよかったけど、
『白けりゃ ダイコンダイコン
黒けりゃ ゴボーゴボー
緑色なら ピーマンさ』
ときた。
この時点で僕はもう笑いを堪えれず車内で手をたたいて爆笑しちゃいました。
ここまでいったらもう完璧にギャグです。
非常に残念です。
しかしそんな彼が1982年ブロマイド売り上げ一位。
僕も、
『ニンジン ダイコン ナス キュウリ♪』
て歌ってモテたい。
そんな人生絶対楽しい。
いや～とにかく歌謡曲最高てことです。
しばらくは歌謡曲特集しようと思います。
そんなこんなで楽しんどったらおじさんち到着。
親戚の敏朗おじさんは、オールバックに口髭なのにパッチリ二重という、とてもお茶目なおじさんです。
そんなおじさんと１時間くらい話して帰宅。
せっかく来たからぶらっとしてこうと思い、一社のビレバン行ってきた。
BGMがブランキーやったのでノリノリで物色した。
恐ろしくかわいい人がいたのでしばらく視姦。
彼氏らしき人がすごい勢いで睨んできました。
いくえみ綾の『潔く柔く』の新刊があったで購入。
んで帰りはTSUTAYA行きました。
もちろん歌謡曲のためです。
まだにわかもできない初心者なので、『青春歌年鑑』という夜中にCMやってそうなベストを借りました。
そんな中僕は郷ひろみだけは借りたかった。
『林檎殺人事件』をめちゃめちゃ聴きたくなったのだ。
漫画の『アゴなしゲンとオレ物語』でゲンさんが独りラジオを録音し、歌っていた曲。
ウチの母さんも昔たまに歌ってた気がします。
それを聴くために郷ひろみを探す。
…
ない。
どこを探してもない。
もしや、『HIROMI GO』
かと思って『ヒ』のところを探してみたけどない。
店員さんに聞くしかないか。


僕『あの、郷ひろみてどこにありますか？』


店員さん『郷ひろみですか！？
こちらですよ！』


声おっきすぎるよ。


店員さん『郷ひろみは今ここの歌謡曲コーナーにまとめてあるんですよ～！』


もういいよ。
ありがとう。
とにかく２枚組ベストを借り帰宅。
もう帰ってからはずっとall repeatです。
めちゃいい。
『林檎殺人事件』は、
『フニフニフニフニ♪』
がやっぱりインパクト大なんやけど、そのあとの、
『アア 哀しいね 哀しいね♪』
がさらにやばい。
遠藤賢司の『カレーライス』の
『あたいにも早くくれ
にゃーにゃーにゃーって♪』
並の衝撃。
いや一緒にしちゃいかんとこや。
『How many いい顔』もやばい。
そりゃ古屋実さんも使う訳や。
いや～昭和歌謡にそまりたい。
勉強して、郷ひろみのようなセクシーな歌を歌えるように頑張ります。
音楽は進化するもんなんやね～いい意味でも悪い意味でも。
いくえみ綾は相変わらずステキです。
今日はちゃんと風呂入ったし、ふとん敷いて寝よ。
おやすみ☆















BGM:HIROMI GO『誘われてフラメンコ』

頭かゆい

今日は朝から静岡行ってきた。
ヨシオ君が仕事の研修行くのを家族総出で見送りに行った。
僕は朝は弱いため、たっくんと遊んでは所々爆睡してました。
富士山はとても大きかったです。
いつか登ってみたいとは一切思いません。
帰りも爆睡こいて帰宅。
寝るときはほんと幸せ感じるね。
あ～もっともっと寝たい。
なんかいつでも寝る隙を伺ってまう。
ちょっとくらい目閉じても大丈夫でしょ的な感じや。
電話の最中でもよく寝る。
こんな気持ち悪い男にも昔は彼女がおりまして。
電話の途中で寝てはよく怒れてました。
まじめな話をしても、睡眠をとります。
『明日にしよう』
なんてクズ的発言をしては寝てました。
『最低やね！
ほんと最低！』
なんて言葉をよく耳にしとった気がする。
『だって眠いや～ん』
なんて頭の悪いＫＹ発言をしとった。
電話の最中に寝言をよく言い、ドン引きされてました。
眠いんです。
仕方ないんです。
寝たいときは寝なきゃいかん法律ができてほしい。
『ぐへへ』
なんてよく笑っとったらしい。
んで夜はバイト。
バイトの女の子の前でいいかっこしようとして、高いところにあるハンガーを取ろうとして見事失敗。
『やっぱりなんか、なよなよしてますね。
力なさ過ぎですよ』
なんて普通に悪口を言われてへこんでました。
へこんどったら地元のツレのゆきちゃんが遊びに来てくれた。
これから実家帰るらしい。
まじうらやましい。
僕もずっと実家おりたい。
甘ちゃんです。
ゆきちゃんSLYで働いとるんやけど、社長の給料明細見ちゃったらしくてへこんどった。
僕SLYで働けたら周りの人のエロさに常に勃起してまうわ。
天国だ。
きっと痴女でいっぱいや。
男がSLYで働けるわけない。
去勢か…
僕の生き甲斐がなくなるので却下で。
アパレルは大変なんやね。
そんなことしとったらバイト終わってました。
寒いのでさっさと寝ます。
bossのCM面白い。
おやすみ☆
















BGM:cockroach『死の王国』

網戸越し

今日は姉ちゃんに起こされた。
旦那のヨシオ君の洗車を手伝ってほしいらしい。
とりあえずふとんを干すらしくひきはがされた。
ありゃ鬼だ。
洗車手伝ったら160円くれるらしい。
がんばろう。
二階から下に降りたらたっくんがおった。
かわいすぎます。
眠気が一気に吹き飛んだ。
昼まではたっくんとずっと遊んだ。
んで昼からはヨシオ君と洗車。
ヨシオ君めちゃ几帳面やから、僕は途中で飽きてました。
自分の車すらまともに洗車しない男です。
その後は父さんに捕まり、庭の植木の手入れやった。
『ぎゃ～！！』
足長バチに追いかけられながら、長いハサミで頑張りました。
途中で父さんがウサギの置物を壊しました。
耳がぼっきり。
『さりげなくつけといて、母さんが触ったらとれるようにしとこう、ぐへへへ』
極悪父さんです。
そんなこんなしとったら、猫の鳴き声が聞こえてきた。
たっくんが来とるから、隠居に隔離されている愛しの猫ちゃんたちだ。
網戸越しに甘い鳴き声で僕に助けを呼びます。
僕は心を鬼にして彼女らに背中を向けます。
『なんで！？
あんなに愛し合ったのに！？
バカ！！』
そんな言葉たちが僕の胸に突き刺さる。
『僕も23歳なんだ！
現実見なきゃだめなんだ！
おまえらにかまっちゃいられないんだよ！』
とひどい言葉をかけて突き放した。
そんな僕の頭の中は潮吹きクイーンで有名な紅音ほたるの猫のコスプレのAVを思い出して悶々としとった。
高蔵寺戻ったらレンタルいこうと思う。
こんな汚れた僕ですが、たっくんと遊ぶとピュアな少年に戻れちゃうんやてね。
今日はたっぷり12歳くらいで楽しませて貰いました。
癒されたのね。
所さんてなんであんなにセンスがいいのかな？
なぜだらう。
なぜにあんなにかっこいいのだらう。
センスに溢れたおっさんになりたい。
がんばろう。
おやすみ☆
















BGM:BONNIE PINK『真夏の果実』

帰省です

今日は起きたら佐々木がおらんかったで寂しかった。
んで色々しとる内に夕方になってバイトへ行ってきた。
今日は萌系フィギュアを眺め続けるギャル男なおっさんがおった。
楽器コーナーからはそのギャル男なおっさんを眺め続ける僕がおった。
そしたらおっさんキョロキョロしだして、目があった。
『まずい！バレた』
と思って目をそらした。
『すいませ～ん、ここ開けてほしいんですけど』
て言われた。
あっそいえば僕店員やったよ。
そんな感じでおったらバイト終わっちゃった。
んで今日は実家へ帰宅です。
チャットモンチーがラジオで喋ってました。
ボーカルの人の声は、思わずチンチンをにぎってしまうかってくらいかわいすぎます。
チャットモンチーがもっと好きになった。
途中でめちゃめちゃあおられました。
きっと代車でのせいです。
この代車のせいであおられたに決まっとるんだ。
そう決めつけます。
そのあおってきた車が右にウィンカー出したで抜き去る瞬間に中指を立てたら追いかけられました。
ほんとに泣きたかったです。
むしろ運転しながら泣いてました。
南無阿弥陀物をずっと唱えてました。
多治見はヤンキーが多いよ。
命からがら実家へ到着。
父さんが起きとったで一緒に猫と遊んだ。
久々の猫様たちはめちゃ元気でした。
よかったよかった。
姉ちゃん夫婦も帰ってきてます。
隣からたっ君の夜泣きが聞こえる。
明日遊べると思うとワクワクや。
ゆっくり休んでいっぱい遊ぼ。
おやすみ☆















BGM:UA『閃光』

『響』の太っとる人面白い

今日は夜に佐々木が夜に遊びに来てくれた。
独りが大嫌いな僕にはうれしいことこの上ないです。
しかし佐々木は我が家のクローズ読み出してしまったので若干寂しいです。
佐々木は不思議な男です。
クローズに飽きたのかやっと話してきてくれた。
今日めちゃめちゃ寒いよね。
やっと冬が来てくれたみたいでうれしい。
後は雪やよね。
雪食べたい。
シロップ買ってこよ。
レモンがいいかな？
お祭りのかき氷もいいな～食べたい。
僕いっつもブルーハワイ食べとったよ。
何かも分からんのに青色が大好きやった僕はブルーハワイ。
あれ何味やったんやろ？
お祭り行きたいな～。
わたしは いいこです。
だから、おかあさんは、
わたしのことが すきです。
わたしは いいこです。
だから、みんな、
わたしのことが すきです。


わたしは いいこです。
だから、わたしは、
わたしが きらいです。



おやすみ☆














BGM:UA『記憶喪失』

こたつで寝るの控えよ

今日はパイスタの練習やった。
ハイスタは若すぎるよ。
終わるとバテバテやった。
笑ってばっかやったし。
いつの間にか隠語大会になっとった気がする。
マイクで隠語を言うのはなんとも新鮮でこりゃまたクセになる。
終わってからはカジ君と漫喫へ。
昨日水族館でデートしてきたらしいカジマンは終始ニコニコでした。
悔しくて叫びまくったけど、
『うっ羨ましい』
て感じです。
僕も水族館行きたい。
サメのマンタやっけ？観たいな。
口らへんが観たい。
そんな浮き足なカジマンは読む本も少女マンガ。
悔しかったので抵抗して『ろくでなしブルース』で。
面白すぎて漫喫で爆笑こいちゃったよ。
そのたびにカジマンが僕を哀れむような目で見てきた。
そんなん気にせず読み込んだ。
ケンカが強くなったような気がした。
『まじケンカしてぇ～』
なんてちょっといきがっちゃう感じや。
けど僕はめちゃめちゃ弱いので空手100段のカジマンにケンカを売ったら確実にボコボコ。
カジマンめちゃめちゃマッチョなんです。
羨ましい。
ドロップキックしたい。
んで帰宅。
FREEDOMのCM何回も観た。
早く５巻出んかな。
でも出ちゃったら次で終わりやしいややな。
マンガもっと読みたい。
おやすみ☆










BGM:BLANKEY JET CITY『水色』

髪を切ろう

今日は喫煙所ですごいギャル男が３人おった。
ほんとにすごいギャル男。
髪の毛がモリモリやった。
そんな彼らが、
『女子高生はやめたほうがいいぜ～。
まじめんどくさいって。
ガキだもん。』
みたいな会話をしとった。
僕は身を潜めこっそり盗み聞き。
『なんかうるさいしさ～。
純愛夢見てんじゃないよ』
ひどい。
ひどすぎるよ君たち。
そんな君たちがガキやよ。
指さして言ってやりたかったけど、ギャル男は怖いのでプルプルしながら聞いてました。
きっとギャル男は顔が広いから、逆らえば瞬殺。
あんな神々しい服をまとってルーズソックスなんてくらわされたらノックアウトじゃないか。
それにあの若さと多少無理矢理感のある化粧がステキやないかね。
失礼なギャル男達やった。
女子高生に金づるで利用されてもいいから関わりたい23歳です。
いや、やっぱりそんなんは嫌です。
んで帰宅。
サザンを熱唱したい今日この頃。
歌いたくて歌いたくて、ついつい部屋で熱唱しちゃいました。
『真夏の果実』は最高です。
『マイナス100度の太陽みたいに
体を湿らす恋をして』
切ない。
なんか辛くなる。
桑田さんの言い回しはほんと一流や。
映画の『稲村ジェーン』に挿入歌で使われとるらしいんやけど、まだその映画観たことない。
いつか観ようとは思うけど。
夕焼けの砂浜が頭に浮かびます。
なんなんやろう。
『マイナス100度の太陽みたいに』
ていうあり得ん表現を聴くとすごい頭に残る。
そうすると自然に次の、
『体を湿らす恋をして』
が耳に入ってつらくて切ない恋が染み込んできます。
じゃあ僕は、紫色の太陽の下で黄色と紫と黒だけの恋がしてみたいです。
変な形のビルがいっぱい建ってます。
ありえない風景の方が頭の中でいっぱい。
その中で僕は真っ黒です。
おやすみ☆















BGMサザンオールスターズ『東京サリーちゃん』

血だらけやに

今日は口内炎ができて痛い。
こりゃ歯磨くとき大きな戦争が起こる。
僕は歯を磨くと、かなりの確率で毎回血だらけになる。
口から歯磨き粉を出した時はそりゃもう見事な紅さです。
でも、口の中で歯垢と歯磨き粉がすごい戦争をしとるから若干仕方ないんです。
さらに口内炎なんて地雷が仕掛けられとる日にはもう涙ものです。
戦争の痛みが口中に広がって涙ものです。
僕の奥歯には、口の外の世界では一般的に虫歯と呼ばれる、とても大きな防空壕があって、そこには戦えない歯垢達が身を隠してます。
口の国の兵士が見張りをしながら、女の人や子供たちが隠れています。
しかし、残虐な歯磨き粉達はそんな戦えない人達にも容赦ない。
夜中の３時くらいになると空襲警報発令。
白い爆弾を投げ込んで歯垢達を根絶やしにしようとします。
最後には、水攻めで窒息死か、流し出す。
跡形もない口内。
生き残った歯垢達は家族を探し回る。
『もう角砂糖なんかいらないから生きていたい』
泣き言を言う小さな歯垢。
片足を失った歯垢もいます。
家族ともはぐれ、途方にくれていたその歯垢は、歯の間に座り込んでいた。
そしたら、上の方から聞き覚えのある声が。
『いないね…』
歯垢の両親の声やった。
歯垢は嬉しくて叫ぼうとした。
そしたら、
『あれだけの空襲だったんやから、生きてても無事じゃないだろうな。
しかも、これからだって空襲は毎晩来るんだ。
もしあいつが足を不自由にでもしてたらどうする？
助けてあげられるか？』
もう一人は、
『自分がどうなってもあの子は助ける！』
と怒鳴り返した。
『そうか、変なこと言って悪かったな。
あいつを捜そう』
と言って離れて言った。
隠れて見えずにいた歯垢は声も出さずに泣いた。
そしてその日の夜自ら命を絶った。
僕の口の中では毎晩こんな事が繰り広げられています。
毎回壮絶なんやと思います。
だから今日から歯は磨きません。
歯垢のためにも、日夜防空壕を広げる活動をします。
甘いものを食べ続け、
『口臭い！』
と罵られても、
『男は黙って人助け』
と心の中で叫び、
『えへへ～臭いよねぇ。』
なんておどけてやります。
男になるってのはなんとも辛いもので。
歯垢バンザイ！
甘いものバンザイ！
パフェ食べたい。
おやすみ☆

















BGM:UA『悲しみジョニー』